【2026年最新】バイク用インカムの選び方|おすすめ6モデルを比較

公開日:2025年12月13日|最終更新日:2026年8月5日

ツーリング中に仲間と会話を楽しんだり、ナビの案内を聞いたり、 好きな音楽を流しながら走ったりできる「バイク用インカム」。 ソロツーリングからグループツーリングまで、 今では多くのライダーにとって欠かせないアイテムのひとつです。

しかし、実際に選ぼうとすると、「2人通話と6人接続は何が違う?」 「BluetoothとMESHはどちらがいい?」「価格が違うと、何が変わる?」など、 分からないことが次々と出てきます。機能や数字を比較しているうちに、 結局どれが自分に合うのか分からなくなってしまう方も多いのではないでしょうか。

特に2026年現在は、MESH通信や薄型スピーカー、ノイズ低減機能、 通話中のナビ・音楽再生など、バイク用インカムの機能が大きく進化しています。 その一方で、すべての機能がすべてのライダーに必要とは限りません。 普段は2人で走るのか、3人以上のグループで走るのかによって、選ぶべきモデルは変わります。

そこで本記事では、バイク用インカムを選ぶ際に確認したい7つのポイントを、 専門用語をできるだけ使わずに解説します。さらに、JESIMAIKの現行6モデルについても、 ソロ・2人・グループツーリングなど、実際の使い方に合わせて分かりやすく紹介します。

JESIMAIK H7S 新発売 QIK-MESH 3.0対応バイク用インカム
2026年新モデル「H7S」が登場。最大12人対応のQIK-MESH 3.0と専用アプリに対応した、新世代バイク用インカムです

バイク用インカムの選び方

1.使用人数に合わせて選ぶ

商品ページに「最大6台接続」と書かれていると、6人で同時に話せるように見えます。 しかし、登録できる台数と同時通話人数は同じではありません。

「最大6台接続」と「最大6人同時通話」は別の意味 最大6台接続と表示されていても、登録した相手の中から1台を選んで2人で話すタイプがあります。 3人以上で同じ会話に参加したい場合は、商品仕様の「同時通話人数」を確認してください。

タンデムや、いつも同じ友人との2台ツーリングなら、2人通話モデルで十分です。 先頭から最後尾まで全員で「次の休憩場所」や「後ろが信号で止まった」と伝え合いたいなら、 多人数同時通話モデルを選びます。

「最大接続台数」ではなく「同時通話人数」を確認してください。

2.通信方式で選ぶ:MESH通信とBluetooth通信の違い

Bluetooth接続は、インカム同士を順番につないで会話します。 同じ2人や固定メンバーで使うなら、Bluetoothでも不便を感じる場面は多くありません。

MESHが便利なのは、3人以上で隊列が変わりやすいツーリングです。 山道のカーブで一人が離れたり、信号でグループが分かれたりしても、 対応機種なら通信範囲へ戻った際に会話へ復帰しやすくなります。 そのたびに停車して接続を組み直す手間を減らせるのが、MESHの分かりやすいメリットです。

いつも同じ2人ならBluetoothで十分。3〜6人で並び順が変わるならMESHが使いやすいと考えると選びやすくなります。

通信方式とあわせて最大通信距離も確認しましょう。 ただし、「最大1500m」「最大2000m」は障害物が少なく見通しのよい環境での目安です。 山道、市街地、大型車が多い道路では実際の通信距離が短くなるため、 数字だけでなく、接続が切れたあとに復帰しやすいかも重要です。

詳しい仕組みは MESHインカムとBluetoothインカムの違い で解説しています。通信が途切れる原因や改善方法は インカムの通信距離が伸びない原因 も参考にしてください。

バイク用インカムのBluetooth直列接続とMESH通信の違い
Bluetoothはインカムを順番につなぐ方式。MESHは隊列が変わっても通信範囲へ戻った際に会話へ復帰しやすい方式です。

3.バッテリー性能は「走行時間+余裕」で選ぶ

朝は満充電でも、音楽・ナビ・通話を一日中使えば、帰り道で残量が少なくなることがあります。 公称の連続通話時間は一定条件での目安であり、音量、接続人数、気温、通信状況、 バッテリーの経年劣化などによって実際の使用時間は変わります。

使い方別の目安 通勤・短距離なら充電時間の短さ、日帰りツーリングなら予定より2〜3時間以上の余裕、 泊まりのツーリングなら長時間バッテリーとモバイルバッテリーなどの充電手段を確認しましょう。
「ちょうど足りる」ではなく、帰宅まで余裕が残る連続使用時間を選びましょう。

4.音質は「スピーカー性能+装着位置」で選ぶ

街中では聞こえていたのに、高速道路へ入ると相手の声やナビが風切り音に負けてしまう。 この場合、音量だけでなくスピーカーの位置が合っていないことがあります。

ヘルメット内でスピーカーの中心が耳の穴から数mmずれるだけでも、聞こえ方は大きく変わります。 購入後はすぐに固定せず、ヘルメットを着用した状態で位置を微調整し、最もクリアに聞こえる場所を探してください。

また、スピーカーが厚すぎると耳を圧迫し、長時間走行で痛みが出ることがあります。 スピーカーの厚み、ヘルメット内部のスペース、ノイズ低減機能、風切り音対策まで総合的に比較しましょう。

高速道路で聞こえにくいときは、音量を上げる前にスピーカー位置を確認します。

詳しくは インカムスピーカーの7mm・8mmの違い聞こえない・風切り音が気になるときの対処法ヘルメット別取り付けガイド も参考にしてください。

ヘルメット内のスピーカー中心を耳の穴に合わせる方法
スピーカーの中心を耳の穴に合わせると、音量を上げすぎずに聞き取りやすくなります。

5.防水性能は「IP等級」で選ぶ

ツーリング中は、予報になかった雨に降られることもあります。 通勤で毎日使う人や、ロング・キャンプツーリングへ出かける人は、防水・防塵性能も確認しましょう。

規格 防水性能の目安
IPX5 あらゆる方向からの噴流水に耐える
IPX6 IPX5より強い噴流水に耐える
IPX7 一定条件で一時的な水没に耐える
IP67 防塵性能+IPX7相当の防水性能

防水性能が高くても、充電口のカバーが正しく閉じられていなければ水が入る可能性があります。 水没、高圧洗浄機の直噴、濡れた状態での充電は避け、雨天走行後は水分を拭き取って乾燥させてください。

6.操作性とマウント方式で選ぶ

インカムは走行中にグローブを着けたまま操作します。 冬用の厚手グローブでもボタンを押しやすいか、音量調整や通話開始・終了を直感的に操作できるか、 走行中に視線を大きく外さず使えるかを確認しましょう。

磁気式とロック式の違い 磁気式は素早く着脱しやすく、充電や盗難防止のために毎回外す人向け。 ロック式・クリップ式はベースへ固定し、取り外す頻度が少ない人や固定感を重視する人に向いています。
走行中の操作だけでなく、駐車・充電時の着脱まで想像して選びましょう。
比較項目 磁気式マウント ロック式・クリップ式
取り付け方 本体をベースへ近づけて装着 本体をベースへスライドさせて固定
取り外しやすさ 片手でも素早く着脱しやすい ロックを解除してから取り外す
向いている人 休憩・充電・盗難防止のため、毎回本体を外したい人 取り外す頻度が少なく、固定感を重視したい人
購入前の確認 磁力だけでなく、落下防止構造や正しい装着方法も確認 厚手のグローブでもロックを解除しやすいか確認
マウント方式に優劣があるわけではありません。毎回取り外すなら磁気式、装着したまま使うことが多いならロック式を目安に選びましょう。

7.他社インカムとの接続性を確認する

自分だけインカムを買い替える場合は、一緒に走る仲間が使っているメーカーと型番を確認しておきましょう。 一般的には、同一メーカー・同一モデルまたは同一シリーズで揃えたほうが接続トラブルが少なく、 同時通話や音楽共有などの機能を活用しやすくなります。

異なるメーカーや世代の製品を接続すると、同時通話人数が減る、音楽共有が使えない、 MESHグループへ参加できない、再接続が不安定になるなどの制限が出る場合があります。 ユニバーサルBluetooth対応でも、すべてのメーカー・型番との接続を保証するものではありません。

「つながるか」だけでなく、「つながった後に何ができるか」まで確認しましょう。

バイク用インカムの選び方|ポイントまとめ

  • 使用人数:2人通話か、3人以上の同時通話かを決める
  • 通信方式:固定メンバーならBluetooth、隊列が変わるならMESHを検討する
  • バッテリー:走行時間より余裕のある連続通話時間を選ぶ
  • 音質:スピーカー性能だけでなく、薄さと取り付け位置も確認する
  • 防水性能:使用環境に合うIP等級が明記されているか確認する
  • 操作性:グローブでの操作とマウント方式を確認する
  • 他社接続:相手の型番と、接続後に使える機能を確認する

迷ったときは、最初に「同時に何人で話したいか」を決めてください。 2人用か多人数用かが決まれば、候補は大きく絞れます。 そのあとでMESH、使用時間、他社接続の必要性を確認すれば、 使わない機能へ予算をかけずに選べます。

走り方別の選び方 ソロ中心で時々2人なら、2人通話・Bluetooth・短時間充電を重視。 決まった相手と2人なら、2人通話・長時間バッテリー・音質を重視。 3〜6人以上で隊列が変わるなら、必要人数の同時通話・MESH・再接続のしやすさを優先しましょう。

JESIMAIKのおすすめバイク用インカム6選

ここからは、単純に「高機能な順」で紹介するのではなく、 どんな人なら便利に使えるのか、どんな場合は別モデルを選んだほうがよいのかを正直に紹介します。

JESIMAIK H5 R18Lite R16Pro H6 H7S X6S簡易版の6モデル比較
JESIMAIKの現行バイク用インカム6モデル
普段はソロ、ときどき2人

H5|初めてのインカムでも扱いやすい

通勤ではナビと音楽、休日は友人と2人で会話する。 その使い方なら、H5は必要な機能を無理なくまとめたモデルです。 約23時間の連続通話に加え、約0.5時間で充電できるため、 出発前に充電を忘れていたときも準備しやすくなっています。

磁気式マウントなので、コンビニ休憩や駐車時に本体を取り外しやすいのも日常では便利です。 大人数通話はできませんが、2人までと決めている人には、その分迷わず使いやすい1台です。

おすすめ初めて購入する/ソロ+2人/短時間で充電したい/本体を頻繁に外す
別モデルを検討3人以上で同じ会話をしたい場合はH6・R16Pro・X6S簡易版・H7S
H5の詳細を見る
2人で長時間使いたい

R18Lite|充電回数を減らしたい2人に

パートナーや友人と2人で走ることがほとんどなら、 使わない6人同時通話へ予算を足す必要はありません。 R18Liteは同時通話を2人に絞り、約30時間の連続通話を備えています。

最大6台を登録して相手を切り替えられますが、6人同時通話ではない点には注意が必要です。 泊まりのツーリングや、毎回充電するのが面倒な人にとっては、 派手な機能よりバッテリーの長さが役立ちます。

おすすめ2人での使用が中心/価格を抑えたい/長時間走る/充電回数を減らしたい
注意点最大6台接続は、6人同時通話という意味ではありません
R18Liteの詳細を見る
固定メンバーで最大6人

R16Pro|MESHまでは必要ないグループに

走る仲間はほぼ同じで、週末によって2人の日も5人の日もある。 R16Proは、そんな固定グループで使いやすいBluetoothモデルです。 直列接続で自分を含む最大6人が同時に会話できます。

MESHのような再接続のしやすさより、対応人数と価格のバランスを優先したい人に合います。 反対に、参加者や並び順が頻繁に変わり、接続し直す手間を減らしたい場合はH6やH7Sも比較してください。

おすすめ固定メンバー/2〜6人/Bluetoothで多人数通話を使いたい
別モデルを検討隊列が変わりやすく、自動復帰を重視するならH6・X6S簡易版・H7S
R16Proの詳細を見る
3〜6人・MESH・着脱しやすさ

H6|接続をやり直す時間を減らしたい人に

信号で後ろの2台が離れた。山道で一人だけ一時的に声が聞こえなくなった。 そんなとき、全員で停車してペアリングをやり直す回数を減らしたい人にはH6が向いています。

QIK-MESH 2.0で自分を含む最大6人が同時通話でき、 通信範囲へ戻った際に会話へ復帰しやすいのが特長です。 通話中も音楽やナビを聞け、磁気式マウントで休憩時の着脱もしやすいため、 グループで一日走るときの小さな面倒を減らせます。

おすすめ3〜6人/MESH通信/通話中もナビを聞く/本体を頻繁に外す
別モデルを検討ほとんど2人ならH5・R18Liteのほうが無駄が少ない
H6の詳細を見る
最大12人・QIK-MESH 3.0・高音質

H7S|大人数ツーリングと音楽体験を重視する人に

6人では足りない規模のツーリングや、通話だけでなく音楽の音質にもこだわりたい人にはH7Sがおすすめです。 QIK-MESH 3.0に対応し、オフラインでは最大12人・最大約2000mの同時通話が可能。 専用アプリを使ったオンライン通話なら、インカム同士の通信距離にとらわれずに会話できます。

Bluetooth 6.0デュアルチップ、40mmスピーカー、aptX・AACに対応し、 通話中も音楽やナビを利用できます。H7S同士では最大約100mの範囲で複数人へ音楽を共有可能です。 1000mAhバッテリーで連続通話は約26時間、約40分の急速充電にも対応しています。

専用アプリから設定変更やグループ管理、OTAアップデートができ、 磁気式マウントとダイヤル操作にも対応。H6との接続互換性も備えています。

おすすめ7〜12人/QIK-MESH 3.0/アプリ通話/高音質/複数人への音楽共有
別モデルを検討最大6人まででアプリ機能やaptX・AACが不要なら、H6のほうが選びやすい
H7Sの詳細を見る H7Sアプリのダウンロード方法を見る

H6とH7Sの主な違いを比較

どちらもMESH通信と磁気式マウントに対応していますが、対応人数、通信距離、音質機能、 アプリ通話の有無に違いがあります。必要な機能だけを見比べて選びましょう。

比較項目 H6 H7S
同時通話人数 最大6人 最大12人
アプリ通話は人数制限なし
通信方式 QIK-MESH 2.0 QIK-MESH 3.0
最大通信距離 1600m 2000m
オフライン通信
Bluetooth Bluetooth 5.2
デュアルチップ
Bluetooth 6.0
デュアルチップ
スピーカー 8mm 8mm
40mmドライバー/aptX・AAC対応
連続通話時間 約23時間 約26時間
充電時間 約1時間 約40分
聴きトーク 対応 対応
専用アプリ・オンライン通話 非対応 対応
オンライン通話は人数・距離制限なし
音楽共有 2台間で対応 最大100m・1対多
防水防塵 IP67 IP67
取付方式 磁気式 磁気式
おすすめの人 3〜6人で、必要十分なMESH機能と着脱のしやすさを重視する人 7〜12人で走る人、アプリ通話・高音質・複数人への音楽共有を使いたい人
最大6人までならH6。7人以上、またはアプリ通話・aptX・AAC・1対多の音楽共有を使いたいならH7Sが選びやすいモデルです。
3〜6人・MESH・最大2000m

X6S簡易版|通信距離の目安を優先したい人に

X6S簡易版はQIK-MESH通信に対応し、自分を含む最大6人で同時通話できます。 最大通信距離は2000m。車間が広がりやすい道をグループで走り、 磁気式マウントより通信距離の余裕を優先したい人の候補です。

ただし、2000mは見通しのよい環境での目安です。 山道や市街地で必ず2000mまで届くわけではありません。 頻繁に本体を外す人は磁気式のH6、12人通話やアプリ機能、高音質を重視する人はH7Sと比べて選んでください。

おすすめ3〜6人/MESH通信/最大通信距離の余裕/ロック式で固定したい
別モデルを検討磁気マウントならH6、最大12人・QIK-MESH 3.0・アプリ機能ならH7S
X6S簡易版の詳細を見る

JESIMAIK バイク用インカム6モデルの仕様比較

おすすめモデルを絞ったあと、最後に必要な仕様を確認してください。 表をすべて見る時間がない場合は、「同時通話」「通信方式」「連続通話」の3列を見るだけでも判断しやすくなります。

モデル 同時通話 通信方式 最大距離 Bluetooth スピーカー 連続通話 充電時間 聴きトーク 専用アプリ・オンライン通話 音楽共有 防水防塵 取付方式 おすすめの使い方
H5 2人 Bluetooth 1600m 5.2
シングルチップ
8mm 約23時間 約0.5時間 非対応 非対応 対応 IP67 磁気式 初めての1台、ソロ+2人、短時間充電
R18Lite 2人
最大6台登録・切替
Bluetooth 1500m 5.1
シングルチップ
7mm 約30時間 約1.5時間 非対応 非対応 対応 IP67 ロック式 2人、価格と長時間使用を重視
R16Pro 最大6人 Bluetooth
直列接続
1500m 5.1
デュアルチップ
7mm 約13時間 約1.5時間 対応 非対応 対応 IP67 ロック式 固定メンバーで最大6人
H6 最大6人 QIK-MESH
2.0
1600m 5.2
デュアルチップ
8mm 約23時間 約1時間 対応 非対応 2台間で対応 IP67 磁気式 3〜6人、再接続と着脱のしやすさ
H7S 最大12人
アプリ通話は人数制限なし
QIK-MESH
3.0
2000m
オフライン通信
6.0
デュアルチップ
8mm
40mmドライバー
約26時間 約40分 対応 対応
アプリ通話は人数・距離制限なし
最大100m
1対多
IP67 磁気式 大人数、アプリ通話、高音質、音楽共有
X6S簡易版 最大6人 QIK-MESH 2000m 5.1
デュアルチップ
7mm 約22時間 約1.5時間 対応 非対応 対応 IP67 ロック式 3〜6人、MESHと通信距離を重視

※最大通信距離は障害物のない見通しのよい環境での目安です。実際の通信距離は地形、建物、車両、 走行隊列、電波環境などによって変化します。連続通話時間も音量、接続状況、気温などにより異なります。

一番高機能なモデルではなく、実際に使う機能で選びましょう

インカムは、スペックが高ければ必ず使いやすいわけではありません。 いつも2人なら2人通話モデル、3人以上で隊列が変わるならMESH、 長時間使うならバッテリーを優先する。自分のツーリングを具体的に思い浮かべることが、 買ったあとに後悔しない一番の近道です。

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